みなさんこんにちわーあけましておめでとうございます。
年末年始の自宅の大掃除が結局終わっていない設計部の小川です。

今回はとあるセメント工場のエアシリンダーの修理案件を例に紹介します。

目次

  • 1.エアシリンダーの構造について
  • 2.修理案件
  • 3.修理手順
  • 4.対策方法
  • 5.最後に・・・
  • 6.お問い合わせ

1.エアシリンダーの構造について

エアシリンダーは両側に二つの空気口があるシリンダー内部に圧縮した空気を送りその圧力によって内部のシリンダーを動かしその後送った空気を排気することでシリンダー内の空気の差圧によりピストンが戻す、これを繰り返して動力にする装置です。

左画像・エアシリンダーのカバー部 右画像2・エアシリンダーの空気口(ロッドカバー部) 右画像の赤丸の部分から圧縮空気をシリンダー内に送ったり抜いたりして内部のピストンを動かします。

左画像・シリンダー内部(ロッドカバー部)右図・エアシリンダーの仕組み 左画像の赤丸の部分がピストンの軸を通す穴です。 圧縮空気がロッドカバー方の空気口のところからシリンダーに給気されピストンが動きます。 次にシリンダー内から排気されるとシリンダー内の空気の差圧によりピストンが戻るという仕組みです。

2.修理案件及び対策方法

ヘッドカバーが経年劣化によって破損してしまい使えなくなっていました。
なのでヘッドカバーを旋盤やフライスで新しく作り直し、組み立てる時に塗装のし直しも行いました。

3.修理手順

今回の修理は以下の作業を約4日で行いました。
まず最初に破損したヘッドカバーの寸法を測定します。
次に材料を旋盤やフライスで加工し、新しいヘッドカバーを作成します。
この時完璧に復元する為に破損したヘッドカバーの寸法の測定を正確に行い、それを元に加工を行います。

左画像・破損したヘッドカバー                 右画像・鋼材をフライスで削り作り直したヘッドカバー

ヘッドカバー以外の部品の古い塗装をスクレイパーやサンドペーパーなどで落とします。
ロッドカバーの穴とピストンの軸の間にはめるシール(密封装置ともいい、流体の漏れや外部からの異物の侵入を防ぐ装置)やパッキン(回転や往復運動する機械部分に用いるシール)を挟んで変形させないように注意しながら組み立てます。
最後に塗装すれば修理完了です。

4.対策方法

定期的な点検をしっかり行うのはもちろん、このようなタイプの場合はロッドカバー部のグリスの補充も(約半年に1度は)しっかり行いましょう。

5.最後に・・・

弊社はこのような工業機械の修理、改善工事をうけたまわっていますので気軽にご相談下さい。

6.お問い合わせ

TEL 027-324-8748 メール info@shuuwaeng.com

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2020.01.30

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