みなさんこんにちわ~
もう8月になって仕事中余りの蒸し暑さに今週1回早退しようかと思ったり思わなかったりする、設計部の小川です。
皆さんも熱中症には気をつけてください~

さて今回はとある印刷工場の印刷機のピストンの修理について説明します。

目次

  • 1.そもそもどういうピストンなのか

  • 2.今回の修理案件

  • 3.修理手順

  • 4.対策法

  • 5.まとめ

  • 6お問い合わせ

 

1.そもそもどういうピストンなのか

IMG_0369
実際のピストン(修理後ですが)

企業機密になるので詳しい構造は不明ですが、おそらく専用の大型印刷機に内蔵されており、一定の大きさに切断した紙をそろえる為のピストンだと思われます。

2.今回の修理案件

印刷機用紙束整えピストン画像改
印刷機用紙束整えピストン(左正常、右故障したもの) ※注 元々左右逆のものです

軸部分と下の板の赤丸部分が大きく湾曲しており、熱して曲げても直すことができない為
殆どが新しく作り直す必要がありました。誤作動を起こしたことが原因です。

印刷機用紙束整えピストン底面部画像改

正常な紙束整え用ピストンの裏側

赤丸に書かれている部分は紙束をまとめる時に紙を潰さないようにする為のストッパーで、ピストンで唯一破損や湾曲が無く取り外しも可能だった為修理前に取外して再利用しました。

3.修理手順

6月の20日から約1週間で以下の加工作業を行いました。
正常なピストンを正確に寸法計測しそれを基に見積りの作成と必要な材料の発注を行いました。
発注して揃えた鋼板や各パイプを寸法通りに切断加工したり、フライスによる切削加工で丸棒に溝を入れたり、旋盤で溝を入れた丸棒の先端にねじ切りを施したりしました。
切断した鋼板をベンダという専用の折り曲げ機で折り曲げました。
これらの加工した部品を溶接して組み立てた後上記の[2.今回の修理案件]の[正常な紙束整え用ピストンの裏側画像]に写っているストッパー部分を取り付けて修理完了です。

4.作業ポイント及び対策法

このように金属部品を作り直す時は作成する前によく寸法を測定・検討して設計図を作るようにしています。
機械を動かす前の点検は必ず行いましょう。
また、間違った機械の操作や誤作動を起こして機械を壊したり、人身事故を起こさないように、その機械の操作方法や技術をよく学んだり、熟知した上で安全確認を行いながら操作しましょう。

5.まとめ

弊社ではこのような金属部品の修理・作成をメーカーを問わずに請け負います。
下記の連絡先に気軽にお問い合わせください。

6.お問い合わせ

TEL 027-324-8748 メール info@shuuwaeng.com

 

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「機械保全・修理110番」編集部

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2019.08.19

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