みなさんこんにちわ~
ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか?
設計部の小川です。

皆さんはちゃんと機械の整備を定期的に行っていますか?
部品を交換することで直ぐに直せるタイプであるなら、その予備の部品をいつでも用意できるようにしていますか?
どの機械にも言えますが通常の運転とは異なる音・振動の異常な増加が発生し始めた時に迅速に点検・整備をすることはとても大事です。
そして部品を取り替えれば直ぐに修理できるタイプのものであれば、その予備の部品はいつでも取り出して交換できるように備えるべきです。

今回は某食品製造会社でのパレタイザーコンベアーのキャリッジローラー部分の修理、部品摩耗復元製作を挙げてみました。

 

目次

  • 1.そもそもパレタイザーコンベアーとは?

  • 2.このようなタイプのコンベアーに起きる不具合

  • 3.修理手順

  • 4.より長持ちさせる為のポイント

  • 5.まとめ

  • 6.お問い合わせ

 

1.そもそもパレタイザーコンベアーとは?

両端にベアリングと回転軸、ギアなどを取り付けられた金属パイプで構成されているローラー式コンベアーで電動式のモーターでチェーンローラを回転させ、乗せている製品を移動させます。

パレタイザーローラーとローラーの端

パレタイザーコンベアー(左)とキャリッジローラーの端(右)

2.このようなタイプのコンベアーに起きる不具合

パレタイザーコンベアーは使い続ける内にローラー本体の内径とベアリングが摩耗による劣化でローラーとベアリングの間に隙間が出来てしまい、いずれ密着しなくなりガタガタになります。

キャリッジローラの劣化の説明図

正常なキャリッジローラー(左)と 劣化したキャリッジローラー(右)

このまま使い続ければ当然壊れやすくなるので、定期的に新しいのと交換したり、修理したりする必要があります。

3.修理手順

その1まずコンベアーから修理すべきキャリッジローラーを取り外します。

その2キャリッジローラーのベアリング軸を旋盤で作り直し、ベアリング交換も行います。

キャリッジローラ軸(ベアリング付き)

キャリッジローラの回転軸(左図:旧品、右側:新品)

キャリッジローラの修理

磨耗箇所切削後ブッシング圧入の様子

その3キャリッジローラー本体(鉄パイプ部)7本の両脇の穴径を鋼材のブッシング圧入法による修正を行います。

ブッシング圧入法・・・今回の場合だと修理を行う時にローラー本体となる鉄パイプの両脇の穴を磨耗箇所切削してから、その穴の径より外径が僅かに大きい鉄パイプ材をブッシング圧乳(プラスチックハンマーで叩いて押し込んだ)して、その後に内径を切削することで修復する方法です。こうすることで圧入した鉄パイプ材が外れることもなく内径をあわせることが出来ます。

その4そして修理したキャリッジローラーをパレタイザーコンベアーの取り付け試運転を行います。

4.より長持ちさせる為のポイント

定期的な点検をしっかり行いましょう。
稼働中に異音がしたら停止させて直ぐに検査してください。
このようなローラーはもし途中で故障してしまった時の為に予備を数十本用意することを推奨します。

5.まとめ

どんな機械も使い続ければ部品は劣化し、いずれ不具合が発生します。
発生した不具合は大小関係なくなるべく早く取り除くべきですが、今回のようなタイプのコンベアーの場合は取替えが出来る為いつでも取り出して直ぐに交換できるようにしましょう。
モチロン定期メンテナンスもしっかり行いましょう。

弊社ではメーカー問わずパレタイザーコンベアーの修理・定期メンテナンスを請け負います。
下記の連絡先に気軽にお問い合わせください。

6.お問い合わせ

TEL 027-324-8748 メール info@shuuwaeng.com

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「機械保全・修理110番」編集部

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パレタイザーコンベアーのキャリッジローラー部分の修理


2019.05.14

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